2025年8月14日木曜日

こみ上げる後悔

モコちゃんが息を引き取って、丸1日が経ちました。
火葬も終わり、骨壺に収まったので、もうモコちゃんの姿はありませんが、いつも横たわっていたマットを見ると、今もそこに横たわっているように感じてしまい、すごく寂しさを覚えます。

昨日の夜、床についてからも、いろいろな想いが頭を巡り、なかなか眠れませんでした。 

今ごろ後悔しても、遅いのは承知の上ですが、もしこのページを見てくださった方に少しでもお役に立てればという気持ちと、こうして文章にしておくことで、自分自身への戒めにもなるので、忘れないうちに記しておきます。

1.歯磨きの大事さ


モコちゃんの場合、13歳を過ぎた頃から歯がグラグラし始め、1本、また1本と抜けていき、最後まで残っていたのは、犬歯と奥歯、それも片側だけでした。
最後の頃は、歯根から雑菌が鼻道に達したようで、膿っぽい鼻水が出ていて、水を飲もうにも鼻水がすぐに水に垂れて落ち、モコちゃんも鼻が気持ち悪いのか、しょっちゅう頭を振って、鼻水を振り落とそうとしてました。
ゴハンは食べるのに身体が細っていくのはどこかに腫瘍がある可能性が高いと言われてましたが、歯が諸悪の根源だったのではないかと、シロウト考えですが思ってます。
10歳頃の元気な時期に、歯石除去をしてもらっていれば、そこで状況が変わり、まだ元気だったかもしれない・・・そう思うと悔やまれます。
どのワンコも同じ症状になるわけではないと思いますが、本当に歯の大事さは痛感しました。ぜひ、歯のケアをされていない場合は、後悔しないように元気なうちに歯石除去を行っておくことを強くおすすめします(歯磨きでも良いとは思いますが、歯磨きだけではおそらくきれいにできないので)。


2.死が近いサインを見逃し、腕の中で最期を看取れなかったこと


モコちゃんは、いつもの家族が家にいる中で、気づけば息をしていない状態でした。
目を離したのはほんの数分。気づいたとき、まだ身体は温かかく、息を引き取った直後だったと思われますが、すぐ隣にいたにもかかわらず、腕の中で見送ってあげることができず、一人で逝かせてしまったことをすごく悔やんでいます。
息を引き取る朝に気づいていたのは、いつもは口の外にピンクの舌がベロンと出て(歯がないので)いるのに、この日の朝だけは口の中に舌が留まっていて、しかも白っぽかったです。
あとでわかりましたが、舌が白いのは死の淵にいる状態ということらしく、これがわかっていれば、ずっと腕の中に抱えて最期を看取ってあげられただろうにと悔やんでます・・・
しかも、亡くなる数分前に横たわっているモコちゃんを撫でたのですが、そのときに息が細くなっていることを感じ、もう長くはないのかも・・・と思ったのに、何故そのときに抱き上げてやれなかったのか・・・このことが頭から離れません。
 
あと、穏やかに息を引き取ったというのは、人間側からの勝手な見方であって、最期は声を出す力もなかったのかもしれません。
それまでにも、オシッコが出づらい様子のときなどに、ヒーンと声を上げることはありましたが、オシッコが出づらいのではなく、どこかに痛みがあったのかもしれません。私が最後にヒーンという声を聞いたのは、亡くなる前日で、いつもより声がか細くなっていましたが、そのときには、もう体力的に声が出なかったのかもしれません。
それ以外にも、オムツをしていたためにお尻が汚れるので、洗面所で身体を支えながら洗ってあげるときも、日に日に身体の力が弱くなり、下半身がダランとなってきていることも感じていたのに、こうした変化を感じながら、何もできていなかった自分に本当に、本当に、腹が立ちます。

せっかく、いつもの家族が揃っている時までがんばって生きてくれていたのに、最期を腕の中で見送れなかったというのは、モコちゃんが出していた”もうそろそろお別れだね”という数々のサインを見逃していたということで、このことはずっと忘れることはなく、モコちゃん気づいてあげられずごめんねという後悔の気持ちが残り続けることでしょう。

ワンコを飼っておられる方々には、私と同じ後悔をしないためにも、ぜひ参考にしていただきたく、自責の念をこめて記しました。
 

モコちゃん、こんなダメな飼い主でゴメンね。
サニーちゃんにはこの反省を活かして、しっかりとお世話していくからね。 
 

モコちゃんが亡くなって、心にポッカリと空いた穴は簡単にはふさがらないと思いますが、ずっと悲しんでいると、モコちゃんも安らかに眠れないと思うので、少しずつ前を向いていきたいと思います。 

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